このウェブサイト開設以前に実施した、2019年7月から2021年2月までのゲーム会を簡単にまとめておきます。
「地域ボードゲームを作る会」は「ひらめきドア」の活動の1つとして、ひらめきドアが発足した2019年3月当初からメンバーがゲーム制作を始めました。
この時点ではボードゲームを自作経験がゼロでしたので、既存の傑作ゲームをベースに板橋のネタを加えて改造することから着手し、ある程度遊べる形になったものを「ボードゲーム会」として7月から開始しました。
ただし、最初の頃は「せっかく来てくれたお客さんが、板橋ゲームを気に入らない場合もあるかも!」と考え、一般的な名作ボードゲームもいくつか準備のうえ、参加者の希望にあわせて"地域ネタも遊べる"ボードゲーム会という形をとっていました。
が、やってみると、わざわざ来てくれる人はやっぱり板橋版をやりたいから、ということがわかって、その後、そうした表現は開催告知文から少しずつ抜けていくことになります。
ゲーム会では「試作品のテストプレイを兼ねています」と公言してあり、実際、会ごとにゲームのルールは何度も微調整されていきます。
じつはこの部分こそ、やってみて初めて気づいた、地域ボードゲームの醍醐味です。微調整は、単純にゲームバランスを改善するといったことだけでなく、参加者のアイデアで、板橋ネタの要素が増えることもありました。
固定されたパッケージゲームではなく、自作したゲームであり、なおかつ、参加者もそのモチーフへ理解を共有しているという状況が、ほかのボードゲーム会にはあまりない特性を生み出せているんじゃないかと思います。
新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年の活動はかなり限定され、その兆候はもうしばらく続くと思いますので、ゲーム会はひかえめにしつつ、粛々とゲーム開発を進めたいと思います。またゲーム会を主宰しなくても、「ゲームを持ってきて」と相談いただく機会も少し出てきたので、感染症予防には抵触しない範囲で、地域ボードゲーム体験の場も広げたいと思います。
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